意思決定を他人に委ねるとストレスが溜まる病気にかかっています。

仕事やプライベートで、意思決定を行う際、僕は可能な限り自分の意志を尊重したいと考えている。

 

いま、プライベートにおいては、ほぼ全て自分で決めることが出来ている。

 

3年くらい前までは、外食を行くのに口コミをみたり、行列ができると評判の店に行ったり、とにかく他人の意志で生きていた。

 

だが、転機となる出来事があり、自分の人生を生きようと決めた。

 

もしかしたら、僕が自分の意志だと思っているものは、他人によって巧妙に刷り込まれたものかもしれないし、今まで読んできた本や、観た映画、関わった人達に少なからず影響を受けている。

 

おそらく、純粋な本当の自分というのは存在しなくて、いろいろなものに影響を受けて今の自分がある。

 

だが、そういう要素は考えだしたらキリがないので、いまは、いろいろな要素に影響を受けた自分が本当の自分だと思い込んで生きている。

 

過去の全てが今の自分を作っているのだ。

 

自分の意志を尊重しないことは、過去の自分を否定することに等しいと思っている。

 

しかし、自分の意見だけが必ずしも絶対に正しいとは限らないことを理解している必要があると思う。そもそも、正義は絶対的なものではないから。

 

そういった背景があり、コントロールできる範囲で自分の意志は最優先することにしている。他人からどう見られるかは関係ない。

 

ただ、仕事においてはそうはいかない。

 

未だに年功序列が色濃く残る職場で働く僕は、上司の意見を尊重しなければならない。

 

 

もちろん経験は浅いので、上司の意見のほうが重みがあるのはわかる。

 

しかし、無知の知という点などで、僕にしか出せない意見もある筈だ。

 

他人の意見を聞くことの重要性は理解しているつもりだが、なんでも上司のやり方を尊重してそれをこなすだけの毎日にストレスを感じることがある。

 

僕個人の力でどうしようもないことに関しては何も感じないのだが、僕がコントロールできる余地があるものに関してはストレスを感じてしまうのだ。