【読売ジャイアンツ】 藤村大介コーチに学ぶ 理想の上司について 山上信吾選手の挑戦

まずは、こちらの動画を見てほしい。

 

youtu.be

 

10分弱の動画だが、明日の朝10分早起きする等して時間を捻出してほしい。

 

きっと、その10分が、あなたの人生に大きな付加価値をもたらすだろう。

 

全て観ていただけただろうか?

 

タイトルだけ見ると、野手転向した選手の練習の厳しさを伝える動画にみえる。

 

僕もそのつもりでなんとなく動画を開いた。

 

今回、メインとなるのは、育成3年目の山上信吾選手だ。

 

山上選手は、育成3年目ながら、投手から野手に転向し、その練習について紹介している。

 

育成選手について、簡単に説明をさせていただくと、

 

①1軍の試合に出場できない。(出場選手に登録できない)

②期間は3年間、3年経過すると自由契約となる

 

細かいルールは省略するが、基本的に3年以内での支配下登録を目指す。

 

山上選手は今年で3年目。

 

しかも、7月に入ってから野手への転向だ。

 

動画を見ていただければわかると思うが、その目に「諦め」の文字は一切なく、真剣に取り組んでいる。

 

僕は、この部分だけでもすごいと感じた。

 

本気で変わりたいなら、自分の中に迷いを持たず、「絶対できる」と信じてまっすぐに行動しなければならないのではないか。と思った。

 

練習に取り組む山上選手の表情に、「どうせ無理だろう」という気持ちは全く感じられなかった。だからこそ、手に血豆を作りながらでも居残り練習を続けるのだろう。

 

 

動画の後半に、藤村大介コーチとの守備練習のシーンが取り上げられている。

 

この動画の素晴らしいところは、山上選手の姿だけでなく、藤村コーチのコーチとしての素晴らしさを感じることが出来る点にあると思う。

 

僕は、自分の親や上司がこんな人だったらなと思った。

 

箇条書きで感じたことを紹介する。

 

 

①できた部分はとにかく褒める。

②やることを強制しない(自主的にやるべきことをするよう促す)

③自分で考えさせる

④期限を意識させる

⑤山上選手同様、真剣に取り組んでいる

 

細かい部分は省いたが、主にこの5点だ。

 

僕は社会ではまだ下の立場だ。

 

もし自分が指導をする立場になったとき、藤村コーチの指導で感じたことを思い出すと思う。

 

先日の、「死を意識する」の記事でも述べたが、この動画にもその要素はある。

 

育成選手にとって、自由契約のはひとつの終わりだ。

 

これがもし、10年の期限だったら、ここまで頑張ることが出来るだろうか?または期限はなかったらどうか?だらだら過ごしてしまうのではないか。

 

僕が過ごす毎日は、果たして「終わり」を意識しているだろうか。

 

皆様にも真剣に考えてみてほしい。人生は有限だ。