【読売ジャイアンツ】 藤村大介コーチに学ぶ 理想の上司について 山上信吾選手の挑戦
まずは、こちらの動画を見てほしい。
10分弱の動画だが、明日の朝10分早起きする等して時間を捻出してほしい。
きっと、その10分が、あなたの人生に大きな付加価値をもたらすだろう。
全て観ていただけただろうか?
タイトルだけ見ると、野手転向した選手の練習の厳しさを伝える動画にみえる。
僕もそのつもりでなんとなく動画を開いた。
今回、メインとなるのは、育成3年目の山上信吾選手だ。
山上選手は、育成3年目ながら、投手から野手に転向し、その練習について紹介している。
育成選手について、簡単に説明をさせていただくと、
①1軍の試合に出場できない。(出場選手に登録できない)
②期間は3年間、3年経過すると自由契約となる
細かいルールは省略するが、基本的に3年以内での支配下登録を目指す。
山上選手は今年で3年目。
しかも、7月に入ってから野手への転向だ。
動画を見ていただければわかると思うが、その目に「諦め」の文字は一切なく、真剣に取り組んでいる。
僕は、この部分だけでもすごいと感じた。
本気で変わりたいなら、自分の中に迷いを持たず、「絶対できる」と信じてまっすぐに行動しなければならないのではないか。と思った。
練習に取り組む山上選手の表情に、「どうせ無理だろう」という気持ちは全く感じられなかった。だからこそ、手に血豆を作りながらでも居残り練習を続けるのだろう。
動画の後半に、藤村大介コーチとの守備練習のシーンが取り上げられている。
この動画の素晴らしいところは、山上選手の姿だけでなく、藤村コーチのコーチとしての素晴らしさを感じることが出来る点にあると思う。
僕は、自分の親や上司がこんな人だったらなと思った。
箇条書きで感じたことを紹介する。
①できた部分はとにかく褒める。
②やることを強制しない(自主的にやるべきことをするよう促す)
③自分で考えさせる
④期限を意識させる
⑤山上選手同様、真剣に取り組んでいる
細かい部分は省いたが、主にこの5点だ。
僕は社会ではまだ下の立場だ。
もし自分が指導をする立場になったとき、藤村コーチの指導で感じたことを思い出すと思う。
先日の、「死を意識する」の記事でも述べたが、この動画にもその要素はある。
育成選手にとって、自由契約のはひとつの終わりだ。
これがもし、10年の期限だったら、ここまで頑張ることが出来るだろうか?または期限はなかったらどうか?だらだら過ごしてしまうのではないか。
僕が過ごす毎日は、果たして「終わり」を意識しているだろうか。
皆様にも真剣に考えてみてほしい。人生は有限だ。