ピアノを弾きたくて何度も挫折している話

音楽が好きだ。

 

原曲も好きだが、Youtubeでピアノアレンジや合唱バージョンを探す時間が最高に楽しい。

 

中でも椎名林檎の楽曲は、誰にも真似できない"厨二心"をくすぐるものがある。

 

過去に3回ほど、自分も音を奏でたいと思い、ピアノに挑戦し、毎回ことごとく挫折している。

 

以前、TEDで、何かを新しく学ぶとき、最初の30時間を耐えれば、劇的に上達するという話を聞いたことがあるが、その30時間に集中力を投下するのは難しい。

 

特に、僕は劇的に音楽のセンスが無いと思っているので、(もちろん思い込みの可能性もあるが)特にそう感じるのかもしれない。

 

挫折はするが、それでも3回チャレンジしている。

 

倒れたらまた立ち上がればいい。

 

シンプルな理論だが、日本人は極度に倒れるのを怖がっている人の割合が多いと思う。

 

まわりの人をみても、過小なリスクに対して過大な配慮をするあまり、挑戦のタイミングを逃し続けている人が多い。

 

今まで生きてきた中で、いまだに残る後悔は常に行動しなかったことと、自分の意志で決めなかったことへの後悔だ。

 

中学の頃、好きな子に体育館裏に呼び出されて行かなかったこと。

 

親や教師に従い、自分の意志で進路を決めなかったこと。

 

逆に、挑戦して失敗したことに対して後悔は無い。

 

 

どんな人生を送りたいかは人それぞれだと思う。

 

僕は後悔のない人生を送りたい。

 

だから、たぶんピアノもこれから何度も挑戦し、何度も挫折すると思う。

 

でも、死ぬ前に「あのときピアノに挑戦していれば」と思うのは御免だ。