嘉弥真新也 に学ぶランチェスター戦略の力
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bad5cd4e4a597b1616d3d5ecc0f07a74e6315ab
メジャーリーグでワンポイント登板が実質的に禁止となった。
おそらく、近い将来、日本球界でもそうなるだろう。
嘉弥真投手は、非常に高いレベルのホークスリリーフ陣の中で、自分の価値を見出し、そこに一点集中してきた。
入団当初、スリークォーターだったフォームは、より左打者を抑えることに集中すべく、サイドスローになり、球速は落ちたが、横方向の変化球に磨きをかけた。
終盤、対左打者に対して、嘉弥真投手が登板し、見事な火消しをする試合を何試合もみてきた。
今年は、開幕から12試合で防御率1.00。奪三振率は14.0だ。
嘉弥真選手は、ランチェスター戦略の力を教えてくれた。
対左打者のワンポイント。
ここに一点集中し、己を磨き続けた。
もしかしたら、オーバースローから150キロを超えるボールに憧れがあったかも知れない。
落ちるボールで三振を取り方たかったもしれない。
それでも彼は、自分の生きる道を信じ、そこに集中して取り組んできた。
身長172センチは、ピッチャーの中ではかなり小柄だ。
もし、オーバースローから150キロを目標にしていたら、今の活躍はなかったかもしれない。
少なくとも、僕はそう思う。
よく、選択と集中という言葉を聞くが、自分を理解し、集中すべき場所がみつけることが最も大切なのかもしれない。